進捗管理表の作り方|エクセルのテンプレート(項目の例)と、更新が止まらない書き方
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7日間無料で試す進捗管理表とは、チームの仕事を1行ずつ並べ、担当・期限・状態を書いて、どこまで進んだかを一覧で見るための表です。エクセルで作るなら、列を7つほどに絞り、状態を選択式にして、期限を過ぎた行に色が付くようにしておくと、作ったその日から使えます。
要点
- 進捗管理表の列は、タスク・担当・期限・状態・完了の条件・目的・メモの7つから始めれば足ります
- 進み具合は「◯%」より、状態と完了の条件で書くほうが、人によるずれが出ません
- 表が止まる原因は、たいてい作り方より更新のしかたにあります。仕事と別に表を書く手間が増えると続きません
- 最新版が分からない、止まった理由を聞いて回る、が増えてきたら、ツールやAIに移る時期です
この記事では、エクセルの進捗管理表に入れる項目と、そのまま貼って使えるテンプレート、見やすくする設定、表が続かない理由を順に説明します。チーム全体の動きを、報告を増やさずにつかむ方法はチームの進捗管理を見える化する方法で扱っています。
進捗管理表に入れる項目
項目は多いほど丁寧に見えますが、列が増えるほど更新する手間も増えます。最初は次の7列で始め、足りないと感じた列だけを足します。
| 項目 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| タスク | 動ける単位の作業 | 提案資料の構成を決める |
| 担当 | 一人の名前 | 佐藤 |
| 期限 | 日付 | 2026/10/24 |
| 状態 | 決めた選択肢から選ぶ | 進行中 |
| 完了の条件 | 何がそろえば終わりか | 部長がOKを出した |
| 目的 | 何のための作業か | A社の受注 |
| メモ | 止まった理由・決めたこと | 先方の返事待ち |
担当は一人にします。「佐藤・鈴木」のように二人書くと、どちらも相手が進めていると思って止まります。手伝う人がいても、終わらせる責任を持つ人を一人決めて書きます。
目的の列は、よく省かれます。ただ、これがないと、期限が近いタスクが並んだ時にどれを先にやるかを決められません。目標が一つしかないチームなら省いて構いません。

エクセルの進捗管理表テンプレート(項目の例)
下の枠の中をコピーして、エクセルの A1 のセルに貼り付けると、列が分かれた状態で入ります。Googleスプレッドシートでも同じように貼れます。
No タスク 担当 期限 状態 完了の条件 目的 メモ
1 提案資料の構成を決める 佐藤 2026/10/20 完了 部長がOKを出した A社の受注
2 提案資料を作る 佐藤 2026/10/24 進行中 A社に送れる形になっている A社の受注
3 見積もりを出す 鈴木 2026/10/24 確認待ち 経理の確認が済んでいる A社の受注 経理の返事待ち
4 採用の募集文を書く 田中 2026/10/22 未着手 募集ページに載っている 営業を2人採用
5 面談の日程を決める 田中 2026/10/27 止まっている 候補者に日程を送った 営業を2人採用 募集ページの公開待ち
状態の選択肢は、「未着手・進行中・確認待ち・止まっている・完了」の5つにしています。「確認待ち」と「止まっている」を分けておくと、誰かの判断を待っている行と、手が止まっている行を見分けられます。止まっている行には、メモの列に理由を一言残します。
状態の言葉は、チームに合わせて変えて構いません。アドネス社の採用業務では、応募者の段階の名前に「連絡済み(返事待ち)」「面談日決定(面談待ち)」のように、誰の何を待っているかを入れていました。段階を見るだけで止まっている人がすぐ分かり、3日で79件の応募に対応して、面談が11件決まりました(Addness使いこなし事例 vol.13)。
エクセルで進捗管理表を作る手順
テンプレートを貼ったら、次の設定をしておくと、入力のぶれと見落としが減ります。
- 見出しの行を固定する。 「表示」の「ウィンドウ枠の固定」で1行目を固定し、下に行が増えても見出しが見えるようにします
- 状態を選択式にする。 状態の列を選び、「データ」の「データの入力規則」で「リスト」を選んで、元の値に
未着手,進行中,確認待ち,止まっている,完了を入れます。「済み」「done」のような書き方のばらつきがなくなります - 期限を過ぎた行に色を付ける。 表の範囲を選び、「ホーム」の「条件付き書式」から「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、
=AND($D2<TODAY(),$E2<>"完了")と入れて、塗りつぶしの色を決めます - 完了率を出す。 表の外のセルに
=COUNTIF(E2:E1000,"完了")/COUNTA(B2:B1000)と入れ、表示形式をパーセントにします(2つの範囲はそろえ、行が1000を超えたら両方を広げます)。完了した行の数を、タスクの行の数で割った値です - フィルターを付ける。 見出しの行を選んで「データ」の「フィルター」を押すと、担当や状態ごとに絞り込めます。自分の行だけ、止まっている行だけ、を見る時に使います
期限から順に工程を横に並べたい仕事なら、日付を横に並べて期間のセルに色を付けるガントチャート(横軸に日付、縦軸に作業を並べた工程表)の形もあります。作る物と順番が決まっている仕事には向きますが、日々のタスクを回すだけなら上の一覧の形で足ります。
進み具合は「◯%」より、状態と完了の条件で書く
進捗管理表に進捗率の列を作ると、多くの行が「80%」のまま何日も動かなくなりがちです。どこまでで何%かは人によって感じ方が違い、残りの20%にいちばん時間がかかることもよくあります。
そこで、進み具合は状態の列と完了の条件の列で表します。完了の条件に「部長がOKを出した」「A社に送れる形になっている」のように、外から見て終わったと分かる状態を書いておけば、「完了」と書いた人と読んだ人の間でずれが出ません。
全体がどこまで進んだかを数字で見たい時は、手順4の完了率を使います。行ごとの%を足して平均するより、終わった行の数で見るほうが、実際の進み具合に近い数字になります。
進捗管理表が更新されなくなる4つの理由
作った直後はよく使われた表も、数週間たつと最終更新の日付が止まっていることがあります。よくある理由は次の4つです。
1. 仕事とは別に、表を書く手間がある。 作業を終えたあとで、わざわざ表を開いて状態を変える作業は、つい忘れます。定例の会議の最初に、全員で表を開いて更新する時間を取ると、少なくとも週に一度は最新になります。
2. どれが最新版か分からない。 メールに添付したり、各自のパソコンに保存したりすると、同じ表が何枚もできます。保存場所を一か所に決め、全員がそのファイルを直接開いて書く形にします。
3. 止まった理由が残らない。 状態を「止まっている」にしても、なぜ止まったかが書かれていなければ、結局本人に聞きに行くことになります。止まっている行には、メモに理由を一言書くことを決まりにします。
4. 行が増えすぎて読まれない。 完了した行を残し続けると、表が長くなり、今動いている行が見つけにくくなります。完了した行は月ごとに別のシートへ移すか、フィルターで隠します。
この4つは、表の作り方では直しきれません。2と4は決まりで防げますが、1と3は「仕事をした場所」と「表」が別である限り、人が書き写す手間が残ります。
表からツール・AIに移る時の考え方
次のような状態が増えてきたら、表を続けるより、仕事をした結果がそのまま記録になる道具に移る時期です。
- 表を更新するための声かけや、更新の時間が増えている
- 「最新版はどれ?」という確認が、ときどき起きる
- 止まっている行の理由を、本人に聞いて回っている
- タスクが何の目標のためかを、表とは別の資料で説明している
移る時は、表の列をそのまま新しい道具に置き換えて考えると迷いません。タスク・担当・期限・状態・完了の条件・目的・メモは、どの道具を使っても要る情報です。新しい道具を選ぶ時は、この7つを置けるか、そして更新が仕事の中で自然に起きるかを確かめます。
AIに進捗をまとめてもらいたいなら、AIがその記録を読めるかも確かめます。進捗の情報が表と、チャットと、会議のメモに分かれていると、AIも人と同じように全部を集めて回ることになります。
Addnessで進捗管理表の代わりにするやり方
Addness(アドネス)は、チームとAIが同じゴールに向かって仕事を進めるワークスペースです。進捗管理表の列は、Addnessでは次の場所に置きます。

1. 表の行をゴールとToDoにする
サイドバーの「ゴール」から開くゴールページで、目的にあたる目標をゴールとして置き、その下に子ゴールとしてタスクを並べます。行の「…」メニューの「担当者・メンバー」で担当者を、「期日を設定」で期日を入れます。完了の条件は、ゴールの詳細の「理想」の欄に、止まった理由や決めたことは「メモ」の欄やコメントに書きます。
今の表から移す時は、手で写さなくても構いません。Claude CodeやCodexなど、MCP(AIを外部の道具につなぐ共通の仕組み)でAddnessにつないだAIは、ゴールを作れます。表を渡して、こう頼みます。
この進捗管理表の「目的」の列ごとにAddnessのゴールを作り、
その下に各行のタスクを子ゴールとして置いて。
担当と期限も入れて、「完了の条件」は理想の欄に書いて。
完了の行は入れなくていい。作る前に一覧で見せて。
2. 状態と期限切れを見る
今取り組むタスクは、行頭の「+」で「今やるべきToDo」に入れ、未着手・実行中・完了と進めます。期日は行の右端に「今日」「あと◯日」「◯日超過」と出ます。
エクセルの条件付き書式の代わりになるのが、担当者のアイコンに付く点です。期限を過ぎて完了していないゴールがあると赤、期限がなく7日間動きのないゴールがあると黄の点が付きます。配下のどこかで止まっていれば上のゴールにも点が付くので、表を一行ずつ見なくても、どこを開けばよいかが分かります。
3. メンバーの動きを見て、AIに聞く
サイドバーの「メンバー」を開くと、「みんなの動き」にチーム全員の1日あたりのゴール完了数が並び、「止まってる順」で並べ替えられます。ゴールが目的ごとにつながっているので、「(目標の名前)の下で、期限を過ぎているタスクと止まっている理由を一覧にして」とAIに聞けば、コメントやメモまで読んでまとめます。AIが読む範囲は、頼んだ人が見られるゴールに限られます。ゴールの置き方はゴール・タスク・KPIの機能紹介、AIのつなぎ方はAIとつなぐ(MCP連携)にあります。
アドネス社の実例:表も日報も別に書かずに、100人の進み具合を見る
アドネス社は、100人規模の組織です。以前は、朝礼で一人ずつ何を進めているかを確かめ、日報を読み、チャットをさかのぼり、足りない所を本人に聞いて、ようやく全体の進み具合をつかんでいました。
今は、普段の仕事をAddnessのゴールとToDoで進め、判断や相談はコメントに、成果物はゴールに残しています。進み具合をまとめるために別の表や日報を書くことはしていません。前日に会社全体で起きたことの要約と、メンバーごとの完了・手入れの件数が、AIがまとめたレポートとして全社に届きます(Addness使いこなし事例 vol.2)。
メンバーページで、誰がどのゴールに向けて何を終えたかを見ている社内の運用は、Addnessの導入事例の動画でも見られます。
よくある質問
進捗管理表の無料テンプレートはありますか?
この記事の「エクセルの進捗管理表テンプレート」の枠の中をコピーして、エクセルのA1のセルに貼れば、そのまま使えます。状態の選択式や期限切れの色分けは、「エクセルで進捗管理表を作る手順」のとおりに設定してください。
エクセルとGoogleスプレッドシートは、どちらがいいですか?
一人か少人数で、ファイルを一か所に置いて使えるならどちらでも構いません。複数の人が同時に書くなら、全員が同じファイルを直接開ける形にしてください。メールでの添付を続けると、どれが最新版か分からなくなります。
進捗率(%)の列は入れたほうがいいですか?
最初は入れずに、状態と完了の条件で書くことをおすすめします。%は人によって感じ方が違い、同じ数字のまま止まりやすいためです。全体の進み具合を数字で見たい時は、完了した行の数から出す完了率を使います。
何人くらいまでなら、表で進捗管理できますか?
人数より、表を更新する手間と、止まっている理由を聞いて回る手間が増えていないかで判断します。「最新版はどれ?」という確認が出てきたり、表とは別に目的を説明する資料が要るようになったら、ツールに移る時期です。
ガントチャートとの違いは何ですか?
ガントチャートは、日付を横に並べて、作業の期間と順番を見る工程表です。進捗管理表は、作業を1行ずつ並べて、担当と状態を見る一覧です。作る物と工程が決まっている仕事にはガントチャート、日々のタスクを回すには一覧の進捗管理表が向いています。
今のエクセルの表を、Addnessに移せますか?
MCPでAddnessにつないだAIに表を渡し、行をゴールとToDoにするよう頼めば、担当と期日まで入れて置いてくれます。作る前に一覧で見せてもらい、確かめてから作ると安心です。Addnessは1人から使え、Pro以上の月払いは7日間無料で試せます(2026年10月時点。料金は料金ページ)。
次にやること
まずはテンプレートを貼って、今週のタスクを7列で書き出してみてください。状態を選択式にし、止まっている行に理由を一言書くだけでも、表を見て次に誰に声をかけるかが決めやすくなります。
表の更新が追いつかなくなってきたら、ひとつのチームの目標から、Addnessのゴールに移してみてください。始めるにはAddnessのはじめ方から登録します。今の表をどう移すかを相談したい方は、無料の導入支援をご利用ください。今の表と会議の回し方を伺いながら、最初に置くゴールを一緒に決めます。
※画面の名前と料金は2026年10月時点のものです。Addnessは日々更新しているため、画面が少し違うことがあります。
この記事を書いた人
アドネス株式会社 マーケティング 竹内翼
Addnessのマーケティング責任者。150人規模の会社で人事責任者も務めました。
