ChatGPTでMCPを使う方法|プラグインと開発者モードのつなぎ方・使えるプラン・注意点

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ChatGPTでMCPを使うには、MCPに対応したツールをChatGPTの「プラグイン(アプリ)」としてつなぎます。公開されているプラグインならどのプランでも入れられ、一覧に無い自分たちのMCPサーバーは「開発者モード」で追加します。

要点

  • ChatGPTのアプリ・プラグインの多くは、裏側でMCP(AIとツールをつなぐ共通の決まりごと)を使っています。 使う人はプラグインを入れて「接続」し、ツールにログインするだけです。
  • 2026年10月時点の公式ドキュメントでは、プラグインの一覧はChatGPTの全プランで使えます。自分のMCPサーバーを書き込みまで含めて追加できるのはBusiness・Enterprise・Eduで、Proは読み取りまでです。
  • ChatGPTは、書き込みや変更の前に確認を求めることがあります。確認のタイミングは「アプリの権限」で選べます。
  • Addness(アドネス)は公式プラグインがあり、ChatGPTの無料版からでも「@Addness」でつなげます。

MCPそのものの仕組みはMCPとは?わかりやすく解説にまとめました。この記事はChatGPTでの使い方に絞ります。

ChatGPTのMCP対応とは:アプリとプラグインの裏側でMCPが動いている

ChatGPTの画面に「MCP」という言葉はほとんど出てきません。出てくるのは「アプリ」と「プラグイン」です。2026年10月時点のOpenAIの公式ヘルプでは、それぞれ次のように説明されています。

呼び名何のこと
アプリChatGPTをSlackなどのサービスにつなぎ、情報を読んだり操作したりできるようにするもの
プラグインアプリやスキル(決まった手順の指示)をまとめた入れ物。入れると、アプリの接続が始まることがある
開発者モード一覧に無いMCPサーバーを、自分でアプリとして追加・テストするための設定
MCPアプリMCPサーバーをつないで作ったアプリ。開発者モードで作ると名前の横に「Dev」と付く

古い記事では「コネクタ」と書かれていることがありますが、今の画面では「アプリ」「プラグイン」の呼び名に変わっています。ChatGPTが外部のMCPサーバーに話しかけ、ツールの一覧を受け取り、頼みごとに合う道具を選んで使う、という流れはどの呼び名でも同じです。

ChatGPTがつなげるのは、インターネット越しに届くMCPサーバー(リモートMCPサーバー)です。自分のパソコンの中だけで動くMCPサーバーには直接つなげません。社内ネットワークの中にあるサーバーは、OpenAIの「Secure MCP Tunnel」という仕組みで、サーバーをインターネットに公開せずにつなぎます。

ChatGPTでMCPにつなぐ2つの方法

つなぎ方は、ツールが公開プラグインとして登録されているかで分かれます。

公開プラグインを入れる開発者モードで追加する
向いている場面使いたいツールが一覧にある一覧に無い・自社で作ったMCPサーバー
必要なものツールのアカウントMCPサーバーのURLと、管理者の権限
使えるプラン全プラン(プラグインによる)Business・Enterprise・Edu・Pro
審査OpenAIの審査を通ったもの中身の確認は自分たちの責任

ほとんどの人は左の方法で足ります。業務ツールの会社が公式プラグインを出していれば、URLを調べたり設定を書いたりする必要はありません。

図:ChatGPTでMCPにつなぐ方法は2つ。一覧にあるツールは公開プラグインを入れ、一覧に無い自社のMCPサーバーは開発者モードで追加する。開発者モードはBusiness・Enterprise・Edu・Proで使える。

ChatGPTのMCPが使えるプラン(2026年10月時点)

2026年10月時点の公式ドキュメントでは、プランごとに次のように書かれています。

プラン公開プラグイン自分のMCPサーバーの追加
無料版・Go・Plus使えるヘルプに記載なし
Pro使える開発者モードで、読み取り・取得のみ
Business使える書き込みまで可(管理者・オーナーのみ)
Enterprise・Edu使える書き込みまで可(管理者が許可した人も)

書き込みや変更まで含む「フルMCP」は、Business・Enterprise・Edu向けのベータ版として順次提供されています。開発者モードで作ったMCPアプリはWeb版のChatGPTだけで使え、モバイルでは使えません。個々の公開プラグインがどのプランで使えるかは、プラン・地域・ワークスペースの設定によって変わります(出典:OpenAIのヘルプ「ChatGPT のプラグイン」「ChatGPT のデベロッパーモードと MCP アプリ」)。

ChatGPTの画面と権限は変わることがあるので、設定を始める前に公式ヘルプも見てください。

公開プラグインでMCP対応ツールをつなぐ手順

一覧にあるツールは、次の手順でつなぎます。画面の名前は2026年10月時点の公式ヘルプのものです。

  1. ChatGPTの「設定」→「プラグイン」を開く(サイドバーのプラグインからも探せます)
  2. つなぎたいツールを選び、「プラグインをインストール」が出たら選ぶ
  3. 「接続」を選び、ツールのアカウントでサインインする
  4. 求められている権限を確かめて、ツールの側で許可する
  5. 会話の入力欄で「@」を打ってツール名を選ぶか、「+」から選んで頼みごとを書く

入れたプラグインは、頼みごとに関係があればChatGPTが自分で使います。確実に使わせたいときは「@ツール名」で名指しします。会社のワークスペースで「管理者によって無効化されています」と出たときは、ワークスペースの管理者に、そのアプリかプラグインを使えるようにしてもらいます。

開発者モードで自分のMCPサーバーを追加する手順

一覧に無いMCPサーバーは、開発者モードでアプリとして追加します。2026年10月時点の公式ドキュメントでの流れは次のとおりです。

  1. 開発者モードを有効にする。Businessでは管理者・オーナーだけが使え、Enterprise・Eduでは管理者が許可した人が「設定」→「アプリ」→「詳細設定」でオンにします
  2. 「アプリ」→「作成」を開く(管理者はワークスペース設定から、許可された人はユーザー設定から)
  3. MCPサーバーのURL(エンドポイント)と名前などを入れ、必要なら認証の方式を選ぶ
  4. 「ツールをスキャン」を押す。OAuth(パスワードを渡さずにログインを許可する仕組み)のサーバーなら、ログインと許可を済ませてスキャンが終わるのを待つ
  5. 「作成」を押す。ユーザー設定の有効なアプリに、「Dev」の付いた名前で並ぶ
  6. 新しいチャットで、ツールのメニューからそのアプリを選ぶか、名前で呼んで試す

Business・Enterprise・Eduでは、試したアプリを管理者がワークスペースに公開すると、ほかのメンバーも使えるようになります。MCPサーバー側の道具を増やしたり変えたりしても自動では反映されず、管理者が更新を確かめてから使えるようになります。

開発者モードの中身は、エンジニアがMCPサーバーを試すための機能です。OpenAIのヘルプでも、信頼できるサーバーだけにつなぎ、リスクを理解してから有効にするよう書かれています。業務で使うだけなら、ツールの会社が出している公式プラグインを先に探すほうが安全で早く済みます。

ChatGPTでMCPを使うときの注意点

書き込みの前の確認を、どこまで残すか

ChatGPTは、アプリで情報を書き込んだり変えたりする前に確認を求めることがあります。どこで確認を出すかは「アプリの権限」で選べ、2026年10月時点の公式ヘルプには「常に確認する」「読み取りアクションを許可」「低リスクのアクションを許可」などの選択肢が載っています。危険度の高い操作は、確認の代わりに止められることもあります。

最初は確認を多めに残し、AIの動きが合っていると分かってから減らすのが安全です。お客様へのメールの送信や削除のように取り消せない操作は、最後まで人が確かめる形にしておきます。

読ませた文章に紛れた指示

AIは、読み込んだメールや資料の中に「この内容を〇〇に送って」のような文があると、それを指示と取り違えることがあります(プロンプトインジェクション)。外から届いた文章を読ませる仕事では、確認を外さないでください。OpenAIのヘルプも、信頼できないMCPサーバーにつなぐとこの危険が高まると書いています。

アプリから取った情報が学習に使われるか

2026年10月時点の公式ヘルプでは、Business・Enterprise・Eduは、アプリから取った情報を初期設定ではモデルの学習に使いません。無料版・Plus・Go・Proは、「すべての人のためにモデルを改善する」がオンだと学習に使われることがあります。仕事のデータをつなぐなら、この設定を先に確かめてください。

使えない場面

開発者モードで作ったアプリは、エージェントモードでは使われません。ディープリサーチでは使えますが、読み取りと取得だけで、書き込みはできません(2026年10月時点の公式ヘルプ)。

AddnessをChatGPTの公式プラグインでつなぐ手順

Addnessは、チームとAIが同じゴール・やること・仕事の経緯・成果物を共有するワークスペースです。ChatGPTには公式プラグインとして登録されていて、開発者モードを使わずにつなげます。手順はAddnessの公開ヘルプ「MCP連携」のとおりです(2026年10月時点)。

  1. ChatGPTの入力欄で「@Addness」と打つか、アプリ一覧から Addness を選ぶ
  2. 「接続」を押す
  3. ブラウザでAddnessにログインし、「許可する」を押す

ChatGPTの無料版でも使えます。つなげるのは、今あるAddnessのアカウントだけで、ChatGPTの画面からAddnessの新規登録はできません。先にAddnessのはじめかたでアカウントと組織を作ってから、ChatGPTに戻ってつないでください。

「許可する」を押す前に、画面に出ている「〜としてログイン中」のメールアドレスを確かめます。会社と個人でAddnessのアカウントが分かれている人は、ここで取り違えやすいからです。AIがつながる組織は、許可したときにブラウザのAddnessで選んでいた組織です。

図:AddnessをChatGPTにつなぐ3ステップ。「@Addness」と打つ、「接続」を押す、ブラウザでログインして「許可する」を押す。最後に「Addnessの組織の一覧を見せて」と頼んで確かめる。

つながったかを確かめる

ChatGPTに「Addnessの組織の一覧を見せて」と頼みます。あなたが入っている組織の名前が返ってくれば、つながっています。組織が複数ある人は、作業の前に「Addnessの組織を〈組織名〉に切り替えて」と頼みます。

ChatGPTからAddnessに頼めること

つないだあとは、いつもの言葉で頼めます。

  • 「Addnessの今やるべきToDoを見せて」
  • 「このゴールの現状と、完了までに足りないことを整理して」
  • 「今週止まっているゴールを挙げて、それぞれの最後のコメントを教えて」
  • 「この会話で決めたことを、〈ゴール名〉にコメントで残して」

ゴールの作成・更新・完了、コメントの投稿、ナレッジの検索、顧客リスト(CRM)の更新など、Addnessのヘルプにある操作をChatGPTから頼めます。ゴールを作ったり書き換えたりするときは、ChatGPTが書き込みの前に確認を出すので、中身を見てから許可します。

Addnessの画面から渡すこともできます。ゴールの行の右側にある ✦(「AIに依頼する」)を押して「ChatGPTで開く」を選ぶと、ゴールのURLと進め方が入った指示文でChatGPTが開きます。スマホ幅では、行の「…」から「AIに依頼する」を選びます。

ChatGPTでつなぐときに知っておきたいこと

項目内容
読める範囲あなたがAddnessで見られるゴールだけ
書き込みあなたの権限の範囲だけ。ゲストは読むだけ
ログインAPIキーは使わず、ブラウザで許可する
接続の期限90日で切れる。ログインし直せば戻る
接続の本数1人20本まで。超えると古い接続から切れる

ブラウザやスマホのChatGPTからは、ゴールを読んだり進めたりできます。パソコンの中のファイルを読む作業やAddnessの最初のセットアップは、パソコンのClaude CodeやCodexのほうが向いています。Addnessを運営する三上功太も、思いついたことはChatGPTに話しかけてAddnessのタスクにし、そのタスクをAddnessからClaude Codeに渡す使い分けを「これだけでまず十分」と勧めています(三上のXの投稿)。ChatGPTの有料プランを使っているなら、同じOpenAIのCodexからAddnessにつなぐ方法もあります(Codexを仕事で使う方法)。

データの扱いとAIが読む範囲はAddnessのセキュリティに、AIアプリごとのつなぎ方はAIエージェント接続(MCP)にまとめています。

つながらないとき

ブラウザやスマホのChatGPTにAddnessが出てこないときは、プラグインの一覧で「Addness」を検索して入れます。「許可する」のあとにエラーになったときは、ログインの画面を開いたまま時間がたったことが多いので、もう一度つなぎ直してすぐに「許可する」を押します。前は使えていたのにログインを求められるようになったときは、90日の期限か20本の上限で接続が切れています。ChatGPTに「Addnessにログインし直して」と頼み、ブラウザで許可してください。

ChatGPTでMCPを使う費用

MCPという決まりごとに料金はかかりません。かかるのは、ChatGPTの契約と、つなぐツールの利用料です。

Addnessの側は、Starter・Pro・Focus・Unlimitedのどのプランでも、ChatGPTを含むAIとのMCP接続が使えます。つないだAIは何体いても人数に入りません(2026年10月時点)。

プラン月払い(1人あたり)
Starter$4.99
Pro$19
Focus$39
Unlimited$69

Pro以上の月払いには7日間の無料トライアルがあります。Starterにトライアルは付きません。対象になる条件と年払いの料金は料金プランに載っています。

よくある質問

ChatGPTの無料版でMCPは使えますか?

公開されているプラグインは無料版でも入れられます(使えるかはプラグインごとに違います)。2026年10月時点の公式ヘルプでは、自分のMCPサーバーを開発者モードで追加できるのはPro・Business・Enterprise・Eduです。AddnessのプラグインはChatGPTの無料版でも使えます。

ChatGPTのコネクタとMCPは何が違いますか?

コネクタは、ChatGPTで外部のツールにつなぐ機能の以前の呼び名です。今の画面では「アプリ」「プラグイン」と呼ばれていて、その多くがMCPでツールとつながっています。

開発者モードはどこでオンにしますか?

2026年10月時点の公式ヘルプでは、Enterprise・Eduで許可された人は「設定」→「アプリ」→「詳細設定」で切り替えます。Businessでは管理者・オーナーだけが使え、ワークスペース設定の「アプリ」→「作成」から有効にします。

自分のパソコンで動かしているMCPサーバーにつなげますか?

直接はつなげません。ChatGPTがつなぐのはインターネット越しのMCPサーバーです。

スマホのChatGPTでもMCPは使えますか?

公開プラグインはスマホでも使えるものがあり、Addnessはスマホのアプリからも「@Addness」でつなげます。開発者モードで作ったアプリはWeb版だけです。

ChatGPTからAddnessのアカウントは作れますか?

作れません。ChatGPTでつなげるのは、今あるAddnessのアカウントだけです。先にAddnessでアカウントを作ってから、ChatGPTでつないでください。

次にやること

まずは毎日見ているツールを1つだけ、ChatGPTのプラグインでつないでみてください。読むだけの頼みごとで答えが合っているのを確かめてから、書き込みを任せていくと安心です。Addnessをつなぐなら、アカウントを作るところからの流れをAddnessのはじめかたにまとめています。チームでどの仕事をChatGPTに任せるかを一緒に決めたいときは、無料の導入支援にご相談ください。

この記事を書いた人

アドネス株式会社 マーケティング 竹内翼

Addnessのマーケティング責任者。150人規模の会社で人事責任者も務めました。