Notion AIの代わり・代替を探す前に|AIエージェント時代の業務基盤を「目的別」に選ぶ
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7日間無料で試すNotion AIの代わり(代替)を探す時は、ツールを乗り換える前に、欲しいのが「Notionの中で文章やページを扱うAI」なのか、「Claude Code・Codexのような外のAIエージェントと仕事を進める場所」なのかを分けて考えます。後者なら、Notionを乗り換えなくても、AIエージェントが仕事の目的と経緯を読み書きできる業務基盤を足す併用で解決できます。
要点
- Notion AIは、Notionのワークスペースの中でページやデータベースを読み、書くAIです。Claude Code・Codexなどの外のAIエージェントは、自分のパソコンやブラウザで動き、MCPでつないだ先を読み書きします
- 「代わり」を探す理由は、Notionの中のAIへの不満、タスク管理の合わなさ、外のAIエージェントに仕事の文脈を渡したい、の3つに分かれます。3つ目なら乗り換えは要りません
- Notion MCPを使えば、Claude Code・CodexからNotionのページも読めます。目標・経緯・ToDoのようにAIと一緒に動かす情報は、別の置き場に分けると扱いやすくなります
- Addness(アドネス)は、ゴールの目的と経緯をMCPでAIエージェントに渡す業務基盤で、いちばん安いStarterプランからMCPでつなげます
Notionの機能・プラン・MCPについての記述は、2026年10月16日にNotionの公式ヘルプと開発者ドキュメントで確かめた内容です。Notionの仕様は更新が早いので、使う前に公式ページで確かめてください。Addnessの情報も2026年10月時点のものです。
Notion AIの代わりを探す理由は3つ:乗り換えか併用かを先に決める
「Notion AIの代わりを探している」と言っても、困っていることは人によって違います。次の3つの問いに上から答えると、ツールを乗り換えるのか、Notionを残して何かを足すのかが決まります。

1つ目に当てはまるなら、代わりのツールを探す前にNotionの側を確かめるのが先です。Notion AIで使える機能や回数はプランによって変わり、データの扱い・外部アプリとの接続・使う範囲などの設定は、ワークスペースのオーナーが決められると公式ヘルプに書かれています。
2つ目に当てはまるなら、乗り換えを考える場面です。ツールの型の比べ方と、全部を一度に移さない乗り換えの手順は「タスク管理ツールを3つの型で比べる記事」に書いています。
3つ目に当てはまるなら、足りないのはNotionの代わりより、Claude Code・Codexが読める仕事の文脈の置き場です。Notionは残したまま、その置き場を足す併用が合います。この記事は、ここを中心に書きます。
3つとも当てはまらなければ、今のままで足りています。
Notion AIとは:Notionの中で動くAI
Notion AIは、Notionのワークスペースに組み込まれたAIです。2026年10月時点のNotionの公式ヘルプでは、次のようなことができると説明されています。
- ページの中で、文章を書く・直す・翻訳する
- Notion Agentに頼むと、ページやデータベースの作成・編集のように、いくつもの手順がある作業を最後まで進める
- ワークスペースと、つないだ外部のアプリ(Slackなど)を横断して探し、答える
- 会議の文字起こしと要約
Notion Agentは「Notionの中のAIのチームメイト」と位置づけられていて、ふだんは開いているページを文脈として読みます(Notion Agentの公式ヘルプ)。AIが使う情報はワークスペースのアクセスの決まりに従い、その人が見てよいものに限られます(Notion AIのよくある質問)。
使える範囲はプランで変わります。2026年10月時点の公式ヘルプでは、Notion AIはBusinessプランとEnterpriseプランで使え、FreeプランとPlusプランでは試せる回数に限りがあります。料金はNotionの料金ページで確かめてください。
Notionの中で書く・探す・整える仕事が中心なら、Notion AIはよく合います。代わりを探すかどうかは、次の「外のAIエージェントとの違い」を読んでから決めても遅くありません。
Notion AIとAIエージェントの違いは、動く場所と読める範囲
Claude CodeやCodexのような外のAIエージェントは、Notion AIとは動く場所が違います。2026年10月時点のClaude Codeの公式ドキュメントでは、Claude Codeは手元のファイルを読んで編集し、コマンドを実行して作業を進めるツールで、ターミナル・IDE・デスクトップアプリ・ブラウザで使えるとされています。MCP(AIと外部のツールをつなぐ共通の決まりごと)で外部のツールにつなぐと、その中身も読み書きします。

| Notion AI | 外のAIエージェント | |
|---|---|---|
| 動く場所 | Notionの中 | 自分のPC・ブラウザ |
| 読むもの | ページ・ワークスペース | 手元のファイル・つないだ先 |
| 得意なこと | 文書やデータベースを整える | ツールをまたいで作業を進める |
どちらが優れているという話ではありません。Notionの中の文書を整えるならNotion AI、パソコンの中の資料やいくつものツールをまたいで仕事を進めるなら外のAIエージェント、と役割が分かれます。
外のAIエージェントを使い始めたチームで困りやすいのは、仕事の文脈の渡し方です。会社の目標、前に決めたこと、誰がどこまで進めたかは、どこかにAIが読める形で置かないと、頼むたびに人が説明し直すことになります。しかも、AIとの会話で決まったことは、どこかに書き戻さない限りその人の手元にしか残らず、別のメンバーのAIには届きません。
Notionは残したまま、AIエージェントと仕事を進める基盤を足す
併用の考え方は、情報を目的ごとに置き分け、AIエージェントにはMCPで両方をつなぐ、というものです。
| 情報 | 置き場 | AIの使い方 |
|---|---|---|
| Wiki・手順書・資料 | Notion(今のまま) | 必要な時に読む |
| 目標と、何のための仕事か | 業務基盤のゴール | 作業の前に読む |
| 決めたこと・経緯 | 業務基盤のゴール | 続きから始め、書き戻す |
| 今日やること | 業務基盤のToDo | 次の一手を決める |

Notionのページは、人が読み書きして育ててきた文書です。全部を別のツールに移そうとすると、移すこと自体が大きな仕事になります。動き続ける目標・経緯・ToDoだけを、AIエージェントが読み書きしやすい置き場に分ければ、Notionの使い方は変えずに、AIに渡す文脈を整えられます。
置き分けるときは、同じ内容を両方に書かないことが大切です。同じ話が2か所にあると、どちらが新しいか分からなくなり、AIが古いほうを読んで動くことがあります。資料はNotionに置いたまま、業務基盤のゴールには「資料はNotionのこのページ」と場所だけを書いておきます。
Notion MCPで、Claude Code・CodexからNotionを読む
Notion MCPは、Notionが提供するMCPサーバーです。2026年10月時点のNotionの開発者ドキュメント(Notion MCPの概要)では、次のように説明されています。
- Notionが運営するリモートのMCPサーバーで、Claude Code・Codex・CursorなどのMCPに対応したAIからつなげる
- ブラウザでのログイン(OAuth)でつなぎ、つないだ人が見られるページやデータベースを、検索・読み取り・作成・更新できる
- 一部の機能は、プランによって使えるかが変わる
- つなげるのはワークスペースのメンバーで、ゲストはつなげない
Claude Codeでは、Notionの開発者ドキュメントの手順どおり、次の1行で追加します。
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp
追加したら、Claude Codeの中で /mcp を開き、ブラウザでNotionへの接続を許可します。Codex・Cursorでのつなぎ方も、同じ接続の手順のページにあります。
同じClaude Codeに、目標と経緯の置き場のMCPサーバーも並べてつなげます。Addnessなら次の1行で追加し、claude mcp login addness でログインします。
claude mcp add --transport http --scope user addness https://vt.api.addness.com/mcp
両方をつないだAIは、Addnessのゴールから目的と経緯を読み、Notionのページから必要な資料を読んで、作業を進めます。MCPの仕組みそのものは「MCPとは」でくわしく解説しています。
AIエージェントとつなぐ業務基盤で確かめること
目標・経緯・ToDoの置き場を選ぶときは、AIエージェントから使う前提で、次の点を公式のヘルプや試用で確かめます。
| 確かめること | 見るところ |
|---|---|
| MCP対応 | 公式に接続先と手順が載っているか |
| 書き戻せるか | AIが作成・更新・完了までできるか |
| 目的と経緯 | 親の目標や決めたことをAIが読めるか |
| 権限 | AIが使う人の権限の範囲で動くか |
| チームで共有 | 別の人のAIも同じ情報を読めるか |
| プランの条件 | MCPがどのプランで使えるか |
とくに見落としやすいのが「書き戻せるか」です。AIが読むだけの置き場だと、AIとの作業で決まったことを人が手で書き写すことになり、次のAIにも、ほかのメンバーにも経緯が伝わりません。
もうひとつは確認の手順です。お客様へのメール、社外への共有、データの削除のように取り消せない操作は、最後に人が確かめる形にしておきます。選び方の観点は「MCPサーバーのおすすめと選び方」でも書いています。
Addnessで併用を始める手順
Addnessは、ゴール・やること・仕事の経緯・成果物を一か所に置き、Claude Code・Codex・CursorなどMCP対応のAIエージェントがその文脈を読んで仕事を進めるワークスペースです。Notionは今のまま使い、AIと一緒に動かす目標・経緯・ToDoをAddnessに置く形で始められます。
Addnessに置くと、AIエージェントが読めるもの
- ゴールの「理想」と「メモ」:ゴールごとに、達成された時の状態(理想)と、背景・経緯・決めたこと(メモ)を書けます。MCPでつないだAIは、そのゴールで作業する時にここを読みます
- ゴールツリー:AIは親のゴールをたどって、なぜやるのかと、どこまで進んだかを読みます
- AIメモリ:AIがそのゴールで作業すると、決めたこと・調べた結果・作ったものが記録として残り、次のAIが読みます
- どのAIでも同じゴール:Claude Codeで進めた仕事の続きをCodexで、チームメイトはCursorで、という使い方ができます
AIが行う操作は、つないだ本人の権限の範囲に限られます。本人が見られないゴールを、AIが見ることはありません。
プランの条件
MCP接続は、いちばん安いStarterプランから使えます。Starterは、アプリ内のAIを持たず、自分のAI(Claude Code・Codex)をMCPでつないで使うプランです。つないだAIエージェントは、何体いても人数に数えません。KPIツリー・AddnessCRM・アナリティクスと、Slack・Googleカレンダーとの連携はFocus以上で使えます(2026年10月時点)。料金は料金プランで確かめてください。
始め方
- 仕事を1つゴールにする:AIに頼むたびに説明している仕事を1つ選びます。「理想」に達成された時の状態を、「メモ」にこれまでの経緯と決めたことを書きます。Notionにある資料は、ページの場所だけをメモに書いておきます
- AIをつなぐ:使っているAIに「Addness MCP(https://vt.api.addness.com/mcp)を設定してください」と送ります。ブラウザでのログインと許可だけ、自分で行います。Notion MCPも同じAIにつないでおきます
- ゴールを渡す:ゴールの行の✦「AIに依頼する」から「進める」を選び、「Claude Codeで開く」か「Codexで開く」を押すと、ゴールのURLと進め方が入った指示文でAIが開きます。ほかのAIには「指示文をコピー」で貼り付けます
- 結果を残す:AIは作業の結果と分かったことをゴールに書き戻します。次に別のメンバーが同じゴールを自分のAIに渡すと、そのAIは書き戻された経緯から始めます
言葉で頼む場合は、たとえば次のように書きます。
Addnessの「新サービスの案内資料を作る」のゴールを読んで、理想とメモを踏まえて進めて。
資料の書き方はNotionの「営業資料の作り方」のページにあるので、先に読んでから作って。
終わったら、作ったものと決めたことをゴールに残して。
社内での使い方の例
アドネスの社内では、Claude CodeにAddnessのゴールを渡し、Addnessに置いた問い合わせ・商談の議事録・サポートへの相談を読ませて、改善を回しています。初回は697件を読んで課題を9つ見つけ、改善ToDoを7件登録しました。経緯はnoteの事例記事で公開しています。
Addnessを足さなくてよい場合
AIエージェントを使う予定がなく、Notionの中のAIで足りているなら、新しい置き場を足す必要はありません。また、AddnessにFreeプランはありません。1人で試すならStarterから、アプリ内のAIや議事録Botも使いたいならPro以上の月払いの7日間の無料トライアルから始められます(トライアルが付く条件は料金プランのページにあります)。
よくある質問
Notion AIの代わりになるツールはありますか?
何に困っているかで答えが変わります。Notionの中のAIの使い勝手ならNotionのプランと設定を確かめる、タスクや進捗の管理が合わないならツールの型から比べ直す、Claude Code・Codexのような外のAIエージェントと仕事を進めたいなら、Notionは残してMCP対応の業務基盤を足す、という分け方ができます。
Notion AIとAIエージェントの違いは何ですか?
Notion AIは、Notionの中で動き、ページやデータベースを読んで書くAIです。Claude Code・CodexなどのAIエージェントは、自分のパソコンやブラウザで動き、手元のファイルやMCPでつないだツールを読み書きして作業を進めます。どちらが上というより、動く場所と読める範囲が違います。
Notion MCPとは何ですか?
Notionが提供するMCPサーバーで、Claude Code・Codex・CursorなどのAIエージェントから、Notionのページやデータベースを読み書きするための接続口です。2026年10月時点の公式ドキュメントでは、ブラウザでのログインでつなぎ、つないだ人が見られる範囲を扱えると説明されています。
Claude CodeでNotionを使うには?
Claude CodeにNotion MCPを追加し、ブラウザでNotionへの接続を許可します。追加の手順は、Notionの開発者ドキュメントの接続の手順のページにあります。同じClaude CodeにAddness MCPもつなげば、AIはゴールの目的と経緯と、Notionの資料の両方を読んで作業します。
Notionから乗り換えるべきですか?
必ずしも乗り換える必要はありません。文書はNotionに残し、目標・経緯・ToDoのようにAIエージェントと一緒に動かす情報は別の置き場で管理する併用もできます。タスクや進捗の管理の仕方そのものがチームに合わない時は、乗り換えを考えます。
AddnessとNotionはつながりますか?
Addnessが直接つなぐ連携に、Notionは入っていません(2026年10月時点)。使っているAIエージェントにNotion MCPとAddness MCPの両方をつなぐと、AIが両方を読んで仕事を進めます。
次にやること
まずは、Claude Code・Codexに毎回説明している仕事を1つ選び、Addnessのゴールに置いて、AIエージェントをつないでみてください。Notionはそのままで始められます。つなぎ方はAIエージェント接続(MCP)にあります。
チームで始めたい会社には、無料の導入支援があります。お客様の仕事を1つ、AIに任せられるところまで一緒に進めます。申し込みは相談フォームからです。
この記事を書いた人
アドネス株式会社 マーケティング 竹内翼
Addnessのマーケティング責任者。150人規模の会社で人事責任者も務めました。
